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【ウラクシオン級重巡空艦 トラペゾンド】 (ラスティフロントWIkiより) 第一期を支えた箱型艦船の巡空艦における最後の船。 プレケメレス級とその改造であるトゥラーヤ級から得られた経験を元に開発され、艦載機運用能力と強力な武装を備え持つ画期的な重巡として登場。 全周に渡って装甲化された箱型の船体という古くて枯れた技術を用いていたが、そのおかげで広く取れた船体に12機のユーフーを詰め込むことができ、古い技術なので整備も簡易で信頼性も高い。 ユーフーは側面の装甲板に覆われたレールから発着させることで着艦と発艦を効率的かつ安全に行えることができた。 20fin砲を多数装備した上に12機のユーフー戦闘機を持つこの船は名前こそ重巡であるのものの実質的に航空巡と呼べるものであり、後の世に産まれでるオペハザン級やアロムなどにつながる系譜の始祖となった。 両用砲前にあるのは内火艇。これがあるために両用砲の射角が狭くなってしまっている。 従来の倍の出力を出せる当時最新鋭のアーキリアエンジンを搭載したことによりこれらの重装備をもってもまったく遅くなることはなかった。 リューリアまでに全艦が生存しており、3番艦までが第三艦隊に、それ以降が第二艦隊に配属されていた。 第三艦隊にいた"トラペゾンド"は進軍中に交戦した帝国軍の旧式艦隊を追撃するため、トラペゾンドを旗艦としたドロネス小艦隊を編成、敵艦隊を追ったがその先にいたのは帝国軍主力のノイガラート艦隊。20隻近くの艦隊に襲われドロネス小艦隊は壊滅した。

281332023-11-22

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