お江戸スタイルブックの検索結果 18

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    お江戸スタイルブック3巻の表紙絵。

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    長刀の稽古に勤しむ奥女中。裾にぼかしが入った水色地の着物には、楓と雪芝文があしらわれています。渦巻文様に鴛鴦が泳ぐ帯は矢の字結び。長刀は護身用として武家女性の嗜み。襷掛けと鉢巻で気合十分。 楊州周延 『千代田之大奥 長刀稽古』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    吉原・大文字屋抱えの花魁ひとえさん。打掛の背中には獲物を捕らえた瞬間の鷹があまりにもダイナミック!スゴイ!肉入刺繍や立体装飾でとっても豪勢です。打掛は朱色地に花勝見文様、俎板帯には雲文があしらわれています。歌川国貞『美人傾城いろはたんか大文字屋内 一え 』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    部屋でくつろぎながら三味線を爪弾きする美女。着物の上に羽織っているのは丹前(たんぜん)。褞袍(どてら)とも呼ばれますが、広袖の綿入れで寒い時期の部屋着です。生地は縞紬か縞木綿、掛襟は黒ビロードが主流。 歌川国貞『江戸名所百人美女 今戸』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    吉原の花魁・玉屋濃紫さん。水墨画のような龍が描かれた打掛が凄いインパクト!着こなすにはかなりの美貌と貫禄が必要。打掛の下は、紅地に麻の葉鹿の子の着物。青海波と波文様の帯を一つ結びにしています。 菊川英山『源氏八景 明石帰帆 玉屋内濃紫』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    手回し扇風機を回す大奥の御小姓。湯上がり御台様の傍らで一生懸命、風を送っています。稚児髷に、肩上げした夏物の振袖姿。袖や裾には、葵や朝顔、源氏香、秋草や松などがあしらわれています。帯は宝相華文様で、矢の字結び。 楊州周延 『千代田之大奥 入浴』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    湯上がり浴衣姿の御台様。波濤文に、水車の回りに桜がつけられた揚水車文様がオシャレで素敵。髷は片はづし。御台所の入浴は毎朝行われ、浴衣(バスタオルの役目)に汗を吸わせた後、お召し替えをします。 楊州周延 『千代田之大奥 入浴』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    大奥女中、有事の時のスタイル。(大火に立ち退くシーンらしい) 梨子打烏帽子(なしうちえぼし)に薙刀を手にした姿は勇ましく、まさに武家の女!カッコイイ。そして黒紋付振袖に、竹文様があしらわれた白帯のコントラストの美しさよ。 楊州周延 『千代田之大奥 おたち退』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    吉原の花魁、小稲さん。打掛は黒地に、牡丹と、唐子(からこ)という中国の童子がモチーフになっています。立体のヒラヒラ飾りをくぐってる童子がカワイイ。俎板帯の流水と鯉も立体飾りでダイナミック。 歌川国貞『新吉原稲本内 小稲』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    黒の羽織姿が粋な女性。髷は島田くずし。着物の柄はねじり梅、帯は牡丹唐草文です。羽織は元々男性のもので、女性ものの羽織が着用され始めたのは、元禄頃(1688~1704)からです。 二代目歌川広重、歌川国貞『江戸自慢三十六興 目黒不動餅花』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    蛍狩りを愉しむ奥女中。団扇を口にくわえる仕草が可愛い。桐文様の振袖に、菊と雲唐草文の帯を矢の字結びにしています。ちなみに着物のグラデーションのような染め方は『曙染め』と呼ばれます。奥女中は襟や中着、襦袢の色が白✨上品で好き。 揚州周延『千代田乃大奥』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    京都祇園の芸子。涼しげな薄物の着物の裾模様は撫子、帯の柄は鳳凰。家紋は梅紋で、襟にも梅文が入ってます。祇園は芸子が多く、その芸も達者な女性が多かったそう。キリッとした表情にストイックさが垣間見えます。歌川国貞『浮世名異女図会 洛陽祇園町芸子四条河原夕涼』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    吉原の花魁・重岡さん。滝登りする鯉の俎板(まないた)帯がインパクト大で目を惹きます。まるで助六の揚巻のよう。髷は下げ髪。三枚歯の高下駄は道中の定番。裲襠(うちかけ)についてる立体的な菊の装飾がとても豪華。 『新吉原京町一丁目岡本楼内 重岡』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    明和期頃の若衆。優美な振袖に身を包む美少年♡縞の着物に、向かい鶴の文様が配置されています。羽織の上から、紗(しゃ)のような薄物の布を羽織っているように見えますが…これは一体どういうものなのかご存知の方がいたら、教えて頂ければ幸いです。 鈴木春信『鞠と男女』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    御百度参りに励む若妻。丸髷で鉄漿をつけ、眉は剃ったばかりの青々。手にしている棒は『銭緡(ぜにさし)』で、百回数え間違わないようにお参りする度に1本置くシステム。肩には数珠をかけて、草履は紐で縛り脱げにくくしています。歌川国貞『江戸名所百人美女 堀の内祖師堂』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    上級奥女中の夏の正装姿。 #七夕 の御祝いの儀式に使うお供えの台を手にしています。眉は殿上眉、髪はお長(なが)下げ。細長い帯は提帯(さげおび)といって夏だけの腰巻姿専用です。萩文様があしらわれた薄紅色の帷子(かたびら)が上品。 楊州周延『千代田之大奥』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    化政期の名優・五代目半四郎の静御前。義経千本桜の静は、現代では赤姫の衣裳ですが、この頃も吹輪で花簪を挿しキラキラお姫様。初音の鼓は必須アイテム。姫でも(義経の妻であるため)袖が短いのは今も昔も同じ。広袖の房飾りが可愛い。歌川国貞『志づか御ぜん 岩井半四郎』ヨリ #お江戸スタイルブック

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    歌川派の『年玉印』尽くしの美女。切前髪で丸髷…粋な若妻でしょうか。浴衣の上に半纏・手ぬぐいをひっかけ、これから朝の準備をする場面かも。年玉印デザインは歌川派アピール目的でしょうが、実際あっても絶対にカワイイと思います。 歌川国芳『時世美人合 花あわせ』ヨリ #お江戸スタイルブック