40歳を過ぎて初めてポケモンシリーズをやり始めた。 ある日、短パンのおっさんに連れられて、奴隷商よろしく親子ほど年の離れた少女に身柄を譲渡された。おれはこれから彼女の奴隷戦士となり修羅の国ガラル地方を旅するのだ。
少女のライバルを自称する少年と早速奴隷戦闘を行う。 相性もあってか「みずでっぽう」で少年の奴隷戦士ヒバニーを難なく下せた。 戦いの後、少女と少年の間で金銭の受け渡しが行われる。 少額だが金銭を巻き上げられている弟を見ても短パンマントの奴隷商は何とも思っていないようだ。
森で霧の獣と遭遇し相手にされず煙に巻かれた。 少女はおれの力不足を感じたのか、その後近所の草むらで野生のポケモンを相手に戦闘経験を積まされる。 先ほど助けようとしたウールーさえも相手にする。 多くはおれの敵ではなかったが「みずでっぽう」を限界まで吐いたのはつらかった。
ポケモンセンターとやらで治療カプセル?に入れられる。 一瞬で疲労がポンと飛ぶ。なんだこれすごい。 回復の後、少女の買い物を横から見ると6万円も持っていた。 まあ、奴隷格闘(字面が悪いので以後ポケモンバトルと呼ぶ)を娯楽にする裕福な国だ。子供が6万持ってても不思議ではないか…