13 赤い光の柱が伸びている場所に巨大なポケモンが居た。 居合わせた数名のポケモントレーナー達と共闘する。 少女の腕輪が輝いた!瞬間、世界が縮まりおれが世界と入れ替わる!この宇宙は偽物だ!おれ一人が唯一の実在たる おえええ おれも巨大化して暴れていたようだ。 戻る時に眩暈で吐いた。
13 しばらく少女と野を駆け、わかったことがある。 我々(ポケモン)は戦うのが好き、ということだ。 人間が娯楽のために我々を利用しているのか 我々が戦うために人間を利用しているのか… ただひとつ言えるのは、この救いようのない業にまみれた世界こそが少女と我々の居場所だということだ。
16 ポケモン産業の元締めらしき男が少女の前に現れた。 なんて黒幕顔だ。も少しオーラを隠せ。 男は軽く挨拶し「そらとぶタクシー」なる長距離瞬間移動装置を少女に与えた。 使いの女性が片手でポンと。え? アーマーガアが組み込まれてるらしいけど、え、それをリュックに?今何が起きてるの?
17 少女は次の街へ向かうらしい。 途中色んな人がおれの鉄拳と小銭を交換してくれた。 宝石が無造作に放置されている坑道を通る。 え、この状態で一般人の通路に?作業員も道中で会った郵便局員も仕事もせずにポケモンバトルに興じている。 豊かを通り越してもう退廃的だぞ、この国…