「記事の見出しは"あなたはきっとキャプテンアメリカがまだヒドラだという衝撃的な証拠を信じないでしょう"」 「これ本当にそんな証拠掴んでるのか?」 「もちろん嘘だし、この記事の中身に何一つ新しい事実は書いてないけど、この見出しを見た人は絶対クリックしちゃうでしょう。ここからが始まりよ」
「君の彼氏はスクラルかも?スクラル星人の6つの特徴」 「クラコアに簡単に行けるやり方」 「これが私達の軍隊よ。彼らは捕虜を取らない。若くて飢えていて、アクセス数を稼ぐ為なら何でも言うし何でもやる。彼らはこういうやり方を貴方から学んだのよ、ジェイムソン」
これはニック・スペンサーのスパイダーマンの一幕だが、面白い事にタナハシの現行キャプテンアメリカにもリンクしている。ロシアの陰謀家達が秘密裏にヒドラキャップを消し、アメリカの「ファクトニュース」系メディアに接近して「キャプテンアメリカこそヒドラだった」という嘘を流させまくっている
最近「電子書籍で読むと見落とすなー」と思ったの、タナハシのキャプテンアメリカ。獄中篇ではずっとページの真ん中を支配していた黒い枠を、キャップが脱走する瞬間突き破るんだよね。電子書籍はコマごとに拡大して見せるから、こういう一目瞭然の仕掛けに気付かない事がある…
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる