有名なのかも知れないけど、最近知ってめちゃ笑った話。エングルハートが書いた、ドクターストレンジとバロン・モルドーが「シグネス(ジェネシスの捩り)」なる超常存在を追い、時間を遡ってやがて聖書の時代、人類誕生、地球誕生、最終的に天地開闢(ビッグバン)を目撃する壮大な話があるんですが…
DMMセール、ぼくからもオススメすると「蒼天航路」いいですよ。北方謙三や宮城谷昌光の小説の様に正史「三国志」をベースに曹操中心で描いているのだけど、漫画だけあってキャラは個性的、独特の熱さや誇張気味の戦闘があり、戦いの勝敗や生死を知ってても面白い。三国志ファンもそうでない人も是非
あと松本大洋の「竹光侍」とか。舞台は江戸時代、平穏な暮らしを望みながら魔剣に取り憑かれた剣豪が政争に巻き込まれ死闘を繰り広げる(ベタベタな)時代劇もの。松本大洋作品はどれもオススメなんだけど、一作上げるならアートの完成度が極まって高いこちらを。
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる