ヒーローズ・リボーン本編の方ではピーターは「スーパーマンの親友」ジミー・オルセンのパロディにしか見えなかったが、ピーター視点では同じ場面でもだいぶ趣きが異なる。 「親友の為にちょっと時間を割けるかな?」とハイペリオンを呼ぶが、内心ではヒーローの優越感をくすぐる言葉を選んでいる
ハイペリオンの視点では戦いの最中にちょっと助けた背景の人物くらいの感覚だが、ピーターの視点ではハイペリオンはフラッシュ・トンプソン同様に力を誇示する乱暴者。ここに歪なDCユニバースとしてのリボーン世界が浮かび上がる。こういう読み方、楽しみ方が出来るイベントは久しぶりという気がする
大学でピーターとちょっといい感じの雰囲気になるキャロライン・トレイナー、なんか馴染みのない名前だったから「誰だっけ?」と思ってググッたらレディオクトパスだった。なぜこんなマイナー気味なキャラをわざわざ引っ張ってきたのだろう
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる