で、その後では初め期待していた筈の決闘が、もう酷い茶番にしか思えない。「エイリアンvsアバター」のキャッチコピーが観てる時に頭に浮かんでしまった。当事者不在のまま「名誉」とか、人の命を賭けて勝手に戦うバカバカしさ。本題はもう終わってしまい、決闘は余興だ。脱力し、思わず失笑が漏れた
「アイアンマン、あれが見えるか?」 「巨大ロボットだな、どうやら地震の原因を見つけたようだ」 「日本製だと思う」 「なぜ?」 「奴らは巨大ロボット好きだろ」 「それが君の科学的推論か?」
うーむ、ニール・ゲイマンのエターナルズ面白かった。現代社会に混じり生きる不滅の守護者達。彼らは神々にも似て、人間の倫理、法律、常識に左右されない。人知れず行われる戦いを描く壮大で奇妙な現代神話を、超人登録法が施行されたゼロ年代MARVELユニバースを舞台に描く手腕。名作だった…!
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる