「ハルクとは何か?怯えた兵士によって名状し難い存在に名が与えられた。原義は廃船である。巨大で頑丈だが、壊れて空っぽの殻である。カバラには生命の木と呼ばれる概念がある。世界の創造と人類の精神を象徴している。生命の木の対になる存在がクリフォトである。ヘブライ語で殻を意味する」
マジで「お前は何を言っているんだ」という感じだけどど、雰囲気に呑まれて「そ、そうだったのか」と思わせられるのがアル・アーイングの筆力の為せる技だ。ていうか1日中ハルクの事考えてないと書けないような話なんだよな。ハルク1号を読み返すと確かにモブ兵士がいつの間にかハルクと命名している…
スパイダーマンのサマースペシャル読んでるが、2.5頭身でやたら短足のスパイディが非常にかわいい。戦いの中でモードックの椅子を壊してしまったスパイダーマン。 「どうしてくれるんだよ。Dr.ドゥームのディナーに呼ばれてるのに」 「ごめん。ウケアで代わりの椅子買ってあげるから許して」(何故?)
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる