イモータルハルク、あまりにもコミックとして完璧な回があるので何回も同じイシュー読み返してしまう。1号からしてそれだし、3号もそうだし、28号もそう。っていうかつまらない、どうでもいい回の方が少ない
「今日は日曜日、主の日だが、私は出勤しなければならない。偽りの笑顔を家族に向ける。妻は疲れて見え、もう若くない。娘はネットの戯言で一杯だ。私は彼女に厳しく接したが、効果は無かった。悪魔が彼女に取り憑いたみたいだ。娘を見てると、宇宙人を見ている様にしか思えない。私は娘を避けている」
「ニュースサイトでは悪魔崇拝者について伝えている。若いギャング、暴れ回り、反抗し、奴のマスクを付けて奴の色を身に付け、奴に仕えている。私は彼らなど恐れない。これまで人に恐れを見せた事など無い。だが備えは必要だ。この国もこの世界も私の様な男達が作った。子供達の為に。まだ取り戻せる」
「あいつらの一人、私は彼女を知っていた」 "貴方のせいじゃないわ…" 「染めた髪、バカげたピアス、私が叱り続けた子だ。他の星から来たエイリアン」 "…悪魔が彼女に取り憑いていたんです" 「彼女は面を付けている…見知らぬ人間かもしれない。見知らぬ人間かもしれないなら…身の危険を感じ得る」
「沈む太陽がプラスチックに反射する。私の内臓がゆっくりと裏返る。私の手の中で、銃の熱を感じる。まるで、まるで…。私はただ取り戻したいだけ…昔の世界が帰ってきて欲しいだけなんだ。私はただ身の危険を感じただけ…。その時、爆弾が落ちた様な音がして、地面が激しく揺れ、次に銃が暴発した」
作者のその他の人気の漫画
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる
