弁護士「という訳で被告人は世界を85回も救ったのです」 ヴィラン「グスン…俺のカーチャンも助けられたんだ」 ヴィランの弁護士「こんなのアリかよ」 ヴィラン「分かった、訴訟は取り下げる。でも治療費は出してくれ」 ヘラクレス「心得た!」(バキッ) ヴィランの弁護士「168万ドル請求します」
「三十四丁目の奇蹟戦法で行くか。被告はヘラクレスじゃなくて自分の事をヘラクレスと思い込んだ精神異常者だから過剰防衛というほど強いはずがないと…」 「我はオリンポスの獅子でないと!?ゼウスの息子でなく痴れ者であると言えと!断固拒否する!!」
「選択肢は無かったのよ」 「ここには誰にも選択肢なんか無いんだよ。ワカンダの科学と技術は国民達が疑問を呈さない事によって支えられている。ワカンダは進歩した社会も求める全ての知性があるが、全ての自由な社会に求められる智慧が存在しない」
「全ての国の最優先事項は国民の安全を守る事、でも安全だけでは足りない、その先にあるものは?本当に守らなくてはならないものは何?」 「当然我々の伝統と遺産です、母上」 「そうじゃないと分かってるでしょう、ティチャラ。あの人々は分かっている。もっと多くのものを彼らに与えなくては」
「国民の為に、私は世界の破壊者達、死の狂信者達、そして神になろうとする者達と戦ってきた。ただ一人愛した人さえ失った。私にはもう与えられるものなど何も…」 「あなたは喜んで人々に与えた事は一度もない。あなたにとって王冠も民も重荷でしかない。全て与えたというけど、あなた自身がまだよ」
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる