「シェラ・デ・コブレの幽霊」観た。何年も前からタイトルのみ聞いていたが、評判倒れでなく、非常に面白い心霊ホラーミステリだった。墓場、ビル街、浜辺と切り替わる冒頭のディゾルブカットから面白く、なかなかの映像美。主人公の建築家兼超常現象専門家の語る、作品の幽霊観も一貫して優れている。
NHKドラマ「今度生まれたら」、面白い。70歳から人生に生き甲斐を見つけたいと苦闘する女性を描く。松岡錠司監督の演出で、NHKのプレミアムドラマ枠は毎回そうだが、縁者も撮影も映画ばりなんだよね
片山まさゆき先生、巻末で読書のファンアートを紹介しており、コメントで「女性は胸を大きく描く事に抵抗あるのかな?」と述べられてるのだけど、どう見ても頭身に対して十分大きく描かれていて、おかしいのは先生の絵なんですよという事を担当編集がツッコんでくれ
これちょっと前にキャプテンアメリカでもあったやつだな 「彼らはアメリカ市民だよ、テロリストという言葉を使うのは控えようじゃないか」 「その二つは両立しますよ、将軍」 というやりとり
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる