ケリー・トンプソン印の軽いユーモアで、手掛かりを求めてNY超人社会のコネクションを渡り歩く描写が面白い。 「捜査の基本は足」と言わんばかりだが、真相に一番近付くのが SNSを用いた住所特定作業だったりするのはご愛嬌。ジェシカ・ジョーンズに並々ならぬ思い入れがあるトンプソンならではの作品
ジェシカ「ストレンジ!ストレーーンジ!」 ストレンジ「非常識な。まだ早朝だぞ」 ジェシカ「もう10時前だけど」 ストレンジ「私は自分の意見を変えるつもりはない。帰って欲しいが説得の余地はあるか?」 ジェシカ「無い」 ストレンジ「だと思った」 ドクター・ストレンジ、午前中は寝て過ごす人だ
目当ての人物の所在を知る為に「友達の友達」を探っていくジェシカ・ジョーンズ。 ケイト・ビショップ→カロリーナ・ディーン→ニコ・ミノル→エルサ・ブラッドストーンと続く。 ……なんでケイトはカロリーナの電話番号なんか知ってるんだろう?カロリーナは超人社会と接点があんまり無いと思うが……
ジェシカ・ジョーンズの娘の誕生日会の話、このコマがなんとも言えず好きだ。 娘を送り出してどっと疲れてソファに座り込むジェシカとルークだが、二人分の体重を一気に受けた事を物語るソファのしなりや、ジェシカの乱れる髪、浮いた足によって、効果線無しでも「座った瞬間」と分かるのが良い
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる