致命傷から生き残る為自らゾンビ化したブラックパンサーと孫の会話がなかなかゾッとするユーモア 「ゾンビだけどお爺ちゃんだよ、何も怖くないよ。人は外見で判断するなと教えたろう?」 「怖くないよ!皆が怖がってるのは死ぬ事なんだ。僕もパパやママみたいに死ぬより、お爺ちゃんみたいになりたい」
ハルクが地元の保安官を握り潰す場面。弾ける頭がポップコーンと重なるのが慎み深い。 擬音もよく見るとポップコーンのカップに印刷された商品名が飛び出てるような表現になっている
アントマン4号、ストーリーも未来だが、コミック自体2420年の未来で刊行されている設定で、今は存在しない前回までのあらすじまであるし、社名も変わっている。ナレーションもなんだか奇妙。トリッキーな作者らしい仕掛けだった。
バッキー、前回は「俺が一人でケリを付けるつもりだったのに」と涙を流し、キャップに「まだ分からないのか?君を絶対に一人にはしない」と抱擁される所がハイライトだったのだが……
この時は「バッキーが涙を!?」と衝撃を受けたのだが(彼はメソメソ泣くタイプのキャラではないので) 今号の展開を考えると、キャップに殺人による復讐を知られれば、遅かれ早かれ対立する事が分かっている故の涙だったのかもしれない……と思った
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる