ラブコメ・コミック「Lucky Penny」、フルカラー版読んだ。元々良い作品でしたが、新たな着色が非常に丁寧で、同じ場面でもカラリングによって非常に印象が変わる。見比べると一目瞭然で、小物一つ一つにも目がいく。 普段何気なく読んでいるコミックも、カラリストが如何に貢献しているかよく分かった
単にキャラクターや物に色をリアルに塗るのでなく、場面や心情によって着色の寒暖の配分を巧みに塗り分けるので盛り上がりが全然違いますね。 カラリングのお手本みたいな作品で、同じ作品だが全く別物の様に楽しめた。素晴らしい。
「何故どの世界の自分も壊れているのだろう」と失望するアントマン(これもトニー・スターク)だが、しかし一人のトニー、アイアンマンを造らず修理工場を営むようになった男が、「酒は止めた。自分が壊れているからこそ直し方もわかるんだ」と話す事で目が覚める。 壊れているなら直せばいいのだと。
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる