職業、持ち場、持ち物、出身地、階級、言語、外見、僅かな会話……全ての情報を駆使しなければリストは埋まらない。黒人なのにスケッチでは肌の色が薄いとか、逆もあり、死因の特定は勘に頼る事も。消去法を用いたり、非常に頭を使う倫理パズルで、歯応えがあり、非常に面白かった。名作。
「私は既に沢山の生徒を失ったから、もう……」 「ダメ、あの女の人を助けないと。私が死ぬ前に私の心から出て行くって約束して。その瞬間を見て欲しくないから。 不思議だね、私ずっとヴィランになりたいと思ってたのに、最後にヒーローになれて嬉しい。貴方みたいなヒーローに。さようなら」
The Ultimates 2号読んだ。 かつてのアメリカ合衆国は消え去り、不在の間に祖国で何が起きたか、血と暴力と堕落の歴史を学んだキャプテンアメリカ。 キャップとアルティメッツはある目的でホワイトハウスへ。待っていたのはホワイトハウスを買い取り、私邸として使う富豪ミダス。 メチャ面白かった!
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる