出典
ございます! 佐々涼子さんの『エンド・オブ・ライフ』はどうかしら? 在宅医療にかかわる診療所を取材したノンフィクションです。死を前にして、何かを残そうと懸命に生きる患者さんたち。それに寄り添う家族と診療所のスタッフたち。その姿に胸を揺さぶれること間違いありません。
ございます! 保坂祐希さんの『リコール』(ポプラ文庫)はどうかしら? 大手自動車会社を舞台に繰り広げられる経営陣の不正や隠蔽に、上司とともに新卒女性社員が立ち向かいます。現場社員たちの熱い気持ちに、思わず胸が熱くなります
ございます! あさのあつこさんの『末ながく、お幸せに』(小学館文庫)はどうかしら? ついホロリと泣けちゃう結婚式小説です。結婚とひとくちにいってもその形はさまざまで、それが人生なんだよねって思えます。
ございます! アリスン・マギー『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)はどうかしら? 生まれてから今日まで、あなたが毎日ずっと愛されていたことを知ることのできる絵本です。 お誕生日、おめでとうございます!
ございます! コンドウアキさんの育児コミックエッセイ「オカアチャン一年生 トリペと2」はどうかしら? 0歳児の赤ちゃん・トリペが成長していく過程とそこで起きる事件(?)の数々がユーモラスかつ絶妙に描かれていきます。色々大変なこともあるけど赤ちゃんのいる生活って面白いなぁと思えます
ございます! 田辺聖子さん『姥ざかり』(新潮文庫)はどうかしら? 76歳の主人公・歌子さんの、なんと爽やかで華やかで、とにかく元気な女性の日常が生き生きと描かれている小説です。こんな時代にこそ読んでほしい一冊です。
ございます! 武田百合子『遊覧日記』(ちくま文庫)はどうかしら? 著者が方々に遊びに行ったことを書いた穏やかなエッセイです。映像が見えてくるかのように鮮やかに情景が浮かびます。
ございます! ジュール・ヴェルヌ さんの『八十日間世界一周』はどうかしら? 八十日間で世界一周すべく、ありとあらゆる手段で奮闘する主人公。ヴェルヌの名作です。 海外旅行、行きたいですね……
ございます! 村田 天さんの『きみに、にゃあと鳴いてやる。』(富士見L文庫)はどうかしら? 仕事に疲れたもうすぐ30歳のOLが主人公なのですが、ある日いきなり猫になってしまい、猫にだけ優しい元同級生に拾われて溺愛されるという一風変わった恋愛小説。キュンキュンが止まりません!!
ございます! 横山秀夫さん『ロクヨン』(文春文庫)はどうかしら? たった7日間しかなかった昭和64年1月に起きた未解決事件をめぐって、事件と不思議な因縁をもった主人公がたどり着いた真相に、心が震えます
ございます! 中村航さんの『#失恋したて』(LINE) はどうかしら? 彼氏との旅行を楽しみに就活を頑張っていた主人公がひどい振られ方をしますが、旅先で出会った親子との交流を通じて立ち直っていく爽やかな物語です。いますぐ北海道に行きたくなります。
ございます! それはもちろん、『あるかしら書店』(ポプラ社)です! どんな本でも揃えている「あるかしら書店」の物知り店主がいろんな本を教えてくれる、とっても楽しい本ですよ……
ございます! 井上荒野さんの『もう二度と食べたくないあまいもの』(祥伝社文庫)はどうかしら? 大人の恋愛って、初恋とはまた違う痛みがあるのだとわかる短編集です! 読み終えたとき「あまいもの」について考えさせられるかも?