本邦では二十年、「借金は悪いこと」「未来にツケを残すな!」的に語られましたが、「未来から先取りすることで、現状の手札では打開できない難局を乗り越える」良例を我々は知っているはずです。 そう、「のび太の大魔境」ですねw
この中で、のび太たちは、世界支配を企む、バウワンコ王国を牛耳った独裁者たちと戦います。犬の王国と言えど一国の軍事力、対するは小学生四人と犬の王子とたぬきもといドラ!!!w
ただ、この回において大逆転となったひみつ道具はあります。それが「先取り約束機」です。 お腹がペコペコ、でも食べ物がない。 そんな時に「今日の分も明日食べるから、今すぐお腹いっぱいにして」と言うと、本当にお腹いっぱいになるアイテム。 まさに「未来にツケ払いする」道具です。
これを用いて、ドラたちは苦境を脱します。 正確にはしずかちゃんが思いつきます。 そう、「今は武器もない力もない圧倒的不利だが、この事態を打破したら絶対に、『この時間に戻ってきて自分たちを助ける』から、今すぐ未来の自分たちに助けに来させて!」とw
追い詰められたドラたち、頼みの綱の秘密道具もない状態では、絶対に勝てません。しかし、「未来の自分たち」なら、「ひみつ道具を持っている」上に「過去になにがったか知っている」ので、攻略法も万全です。 まさに強くてニューゲーム!! 見事、独裁者を打倒し、バウワンコク王国を救います。
「名作とは、読み直すたびに新たな気づきを覚えるものである」なんて言うが、「こち亀」のこのシーンは、大人になってから痛いほど「わかって」しまったなぁ・・・w
「こち亀」が今も連載中なら、絶対ウマ娘を扱った回があったろうなとは言われるのだが、両さん、ギャンブルとしても好きだが、まず競走馬ちゃんと好きなので、引退後の競走馬が別名義になっても全員顔で見分けがつくほどだから、意外と感動話とかできそうよね。
異世界だって税金はある(1/4)
そういえば先日「逃げ上手の若君」の小笠原貞宗の話をしたら、従来の歴史クラスタだけでなく、弓道クラスタや茶道クラスタ、さらには接客業クラスタまでもが現れ、小笠原殿どんだけ後世に足跡残したんだと驚いたw
これはね、私は前々から言っているのですが、のび太の息子のノビスケが、のび太とビジュアルは同じなのに、強気なわんぱく少年なのは、しずかちゃん似だったのだろうな、とw >RT
「ジョジョ」、トニオさんのお店での億康の言動によって、 「温泉旅行に行ったことがある」 「自宅で映画や洋楽やバラエティ番組やマンガを楽しむほどの余裕がある」 「高級料理を味わえる舌(貧乏舌ではない、食育が施されている)」 「それらを表現する語彙力を育まれる」 環境にあったのよな。
まぁ信じがたい話なんですが、消費税の導入は、「賛成する者」も多かったんですな。その前にあった「物品税」というのが絡んできまして・・・「ちびまる子ちゃん」の「フランス料理を食べに行こう」の回に出てきたアレです。
よく「こち亀の名言」的なのが紹介されることがあるが、こういう「両さんのツッコミ」を見ると、今の時代こそ必要な作品だったのかもしれないと思ってしまう。