案外、そのコンセプトがリボーンされて、「勇者が一人じゃなきゃいけないなんて誰が決めた?」と、ダイの自己の勇者像を確立させるきっかけとなったキャラ、「奇譚の勇者」ノヴァに、そこが活かされたのかも知れません。
「臆病で弱っちいただの人間」なポップは、時に作中で、ダイ以上に「勇気」をテーマとした生き様を見せます。彼は初期構想のテーマの、ダイだけでな担えなかった部分を任された、まさに「もうひとりの主人公」だったのでしょう。
劇中でポップ自身が言っていますが、彼自身はなんの当別な生まれでもありません。その彼が、成長し、ボロボロになりながらも、勇気を見出し、ついには大魔王の心胆を寒からしめるまでに至る。 まさに痛快です。 彼は、読者に「キミだって勇者になれるんだ」を伝える存在だったと言えましょう。
なにせポップ、「天賦の才能」や「幸運の補正」など、要は「主人公特性」のない主人公なので、全部自分の知恵と勇気で「勝ち取ら」なければならない。 女の子はそんなに甘くない。 惚れてほしければ惚れられるくらいがんばりなという、ある意味それもまた、「ダイ」のメッセージなのかも知れませんなw
「名作とは、読み直すたびに新たな気づきを覚えるものである」なんて言うが、「こち亀」のこのシーンは、大人になってから痛いほど「わかって」しまったなぁ・・・w
「こち亀」が今も連載中なら、絶対ウマ娘を扱った回があったろうなとは言われるのだが、両さん、ギャンブルとしても好きだが、まず競走馬ちゃんと好きなので、引退後の競走馬が別名義になっても全員顔で見分けがつくほどだから、意外と感動話とかできそうよね。
異世界だって税金はある(1/4)
そういえば先日「逃げ上手の若君」の小笠原貞宗の話をしたら、従来の歴史クラスタだけでなく、弓道クラスタや茶道クラスタ、さらには接客業クラスタまでもが現れ、小笠原殿どんだけ後世に足跡残したんだと驚いたw
これはね、私は前々から言っているのですが、のび太の息子のノビスケが、のび太とビジュアルは同じなのに、強気なわんぱく少年なのは、しずかちゃん似だったのだろうな、とw >RT
「ジョジョ」、トニオさんのお店での億康の言動によって、 「温泉旅行に行ったことがある」 「自宅で映画や洋楽やバラエティ番組やマンガを楽しむほどの余裕がある」 「高級料理を味わえる舌(貧乏舌ではない、食育が施されている)」 「それらを表現する語彙力を育まれる」 環境にあったのよな。
まぁ信じがたい話なんですが、消費税の導入は、「賛成する者」も多かったんですな。その前にあった「物品税」というのが絡んできまして・・・「ちびまる子ちゃん」の「フランス料理を食べに行こう」の回に出てきたアレです。
よく「こち亀の名言」的なのが紹介されることがあるが、こういう「両さんのツッコミ」を見ると、今の時代こそ必要な作品だったのかもしれないと思ってしまう。