シ「まあ私は優しいので着てあげるけど」 君「ミニスカートのナース服、本当にあったのか……」 シ「さて、私も君の言うことを聞いたんだからその逆も成立するよね?」 君「嫌な予感がする」 シ「ここにチャイナドレスとウィッグがあります」 君「着ないからな! 俺は絶対着ないからな!」 (2/5)

シ「うん。なんだかんだ言いながら着てくれるところ、いいね。伸ばしていこう」 君「理不尽だ……。……それで、どうだ? 似合ってるか?」 シ「…………」 君「おい、視線を逸らすな。似合ってるか?」 シ「……一応写真だけ撮っておこうか」 君「二度と女装なんてしない……!」 (3/5)

シ「うん、いいツーショットが撮れた」 君「どうせ俺は似合ってないけどな」 シ「ごめんってば、かわいいよ。あとおもしろい」 君「十割後半が本音だろ。……やれ、ハロウィンなんてろくなもんじゃないな」 シ「でも思い出、一枚増えたでしょ?」 君「良い思い出は一向に増えない……」 (4/5)

シ「でも君はこういうイベントでもないと写真を撮らせてくれないからね」 君「そんなにカメラが好きだったのか?」 シ「私はただ思い出を残したいだけよ。いつか消えてしまわないようにね」 君「シエスタ……」 シ「今の写真、助手の日常(恥)フォルダに加えなきゃ」 君「今すぐ消せ」 (5/5)

「さて、今日はもう寝るよ」 #火曜日はたんもしツイ漫画 50話【就寝】

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