側溝の中のたんぽぽ。 5cm x 5cmの点描画。

小数点以下の小さな点の集まり(取るに足らない事象)をゆっくり繋げていくと、広大な宇宙(ひとつの摂理)になるのか。それを眺める私は羊水に浮かぶ胎児の様なのかもしれない。

突き詰めて行けばわかると思ってたけれど、奥深く掘り進めて行けば行くほどわからなくなった。いつも迷うこともあるけど、やっぱり描いてて愉しいんです。

同じ細密画というジャンルであっても「君がそう表現するのなら私はこうだ!」と笑いながら言える関係がいいね。その裏側には上っ面ではないリスペクトがちゃんと在る。

私が小学生低学年の頃からウチにあったこち亀。4巻のこの回が差し替えられてるということを最近知りました。軍国主義の日本を茶化してて面白いのになぁ。軍国主義警官が暴れる派出所に飛び込んできたのが小林よしのり氏というのも面白い。