少子化は昭和末期以降、社会的価値観が変わったこともかなり大きい。 男性が女性に選ばれる立場になったこと(この頃、3高志向とかあった)、女性が相手を選べる環境になったこと。
つまり人生の大きな決断のひとつでもある結婚について、自由が選択できるようになった。女性側は妥協せずに相手を選べる。 やはり結婚ほど妥協を許さない決断というのはないのではないか。
街や都市全体の経緯を俯瞰で見る意識があると、旧市街地やロードサイドも同じ地域の中での変遷に過ぎないことに気づく。 ずっと住んでいる人間はそれを知っている。少し滞在しただけだとなかなかこの視点で見ることが出来ず、見えやすいものだけで判断してしまう。 街は姿や形を絶えず変えていくもの。