表題作『風のように』は、山あいの村にとつぜん現れたみつばちの大群におどろき人々が逃げまどう中、村の少女チヨが行方不明となります。 どこを探しても見つからず神隠しにあったのではと言われるなか、ひょっこりと姿を現したチヨのかたわらには、三平というぶっきらぼうな少年がいました。
「風のように」ほかの収録作品は『あるインクの話』『え~ん』『茂助じい』『あるあしかの話』です。 SFテイストのコメディやいつものちば先生のタッチとは違うショートコミックなど、バラエティに富んだ作品を収録しています。 ちばてつや先生の多彩な作風が楽しめる一冊となっております。