大津絵、かわいい。鶴見俊輔さんいわく大津絵は1624年ごろからはじまり、大津の老若男女が動員されておなじデザインを描いて、通行人に旅のお守りとして売られたそうで、これも「マンガ」だ、とのこと。1枚目分かります? 行水する鬼が雲にパンツ引っかけてるんですよ。
以前「どういうことを考えてマンガを描いているのか」を解説したところ面白がってくれたことがあったので、『村上春樹の「螢」』冒頭を解説してみます。小説では「僕」が住んでいる学生寮の説明から入るのですが、コミカライズするにあたって「僕」と「彼女」の物語にフォーカスしようと思い、→
→ふたりの会話からはじめることにしました。小説では「僕と彼女は四ツ谷駅で電車を降りて、線路わきの土手を市ヶ谷の方向に歩いていた」とありますので、実際に四谷で降りて、市ヶ谷に向かって歩いて取材しました。1コマ目、「彼女」のセリフは小説のはじめての喋った箇所そのままです(基本的に→
→ナレーションで「中央線」とありますので、それで都内だと分かります。2コマ目でふたりが一緒にいますが、彼女を階段の上に立たせることで、ふたりの関係がちぐはぐだと示しています。「僕」は「彼女」のうしろにいる。5コマ目でもおなじく、ふたりは並んでいません。→
「SPY×FAMILY」、マンガがうまくて気絶しそうになる。見てよ。たった2コマで ①急に妙なこと言う ②立ち上がる ③当然おどろく主人公たち「!」 ④お暇を告げる ⑤外は雨 ⑥引き留めようとする「雨が…」 ⑦それでも帰る(ドアが閉まる) を提示している。2コマだよ? すごいなあこの情報整理。
それはこれだよ。 https://t.co/E6snxDu5cq
LINEのスタンプを見たときじつはこれを考えたんだよなあ。「思考を表現することばがなければ、思考の幅は自然と縮小される」。自分の感情と微妙にニュアンスが違ってもスタンプ押せば話が通じてしまうのが楽すぎて、いまだにスタンプ使うのがちょっと怖い。
He is not watching you #アベノマスク #マンガ家アベノマスク
手塚治虫さん、水木しげるさん、ちばてつやさん、中沢啓治さんをはじめ多くのマンガ家が戦争の悲惨さや不条理について作品を残し、なおかつ自分の言葉で語っていらっしゃる。自分たちの世代がやらない理由はない。
えーっとバズってるのでせっかくなので世界一有名なディストピア小説じゃないでしょうか、オーウェルの「一九八四年」をマンガ化しているのでよかったらチェックしてみてください。電子もあります。ビッグ・ブラザー・イズ・ウォッチング・ユー。 https://t.co/wKlgPHVoap
#一番役に立った漫画知識
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