「Two Shades of Summer」は、今年4月に亡くなった大林宣彦監督との思い出をマンガにした作品です。描いたころは抗癌剤が効いて、まだまだお元気でした。完成原稿をお見せして、一か所だけセリフの修正を受けました。戻ってきた原稿の表紙に「アリガトウ!」って書かれていて、宝物。
「夏の夜のけもの feat.けもの」は、シンガーソングライターのけものさんのZINEのために描きました。マンガのなかに描いたけど、お会いしたのは「酔いながら考える」という格好いいリトルプレスの刊行パーティでした。なんだか特別な夜だったな。たまにそういうキーになるような一日ってありますよね。
「冬の偶有的神秘エトセトラ」は少年コースケと公園橋にいる少女の幽霊と繰り広げるおしゃべりコメディですね。コメディって、自分でいうのなんでか恥ずかしいな。でもしょうがない。誰からも訊かれてないけど「偶有的神秘」は英語だと「アクシデンタリ・ミステリ」です。
「爪のようなもの」、タイトルトラックにするくらい気に入っています。幻想譚になるのかな。切れ味の鋭さを狙った作品です。こういうのもっと描きたいなあーと思っていますが、なかなかチャンスがないなあ。また描きたい。
「毒」、妻子のある男と南の島に行く予定が、ドタキャン。女性はひとりでその南の島で過ごすが、ある理由から、いまはもう使われていな灯台を目指して夜の砂浜をひとり歩く--。で、最後の話です。 全10話。 機会ありましたら書店さんで手に取ってみてください。よろしくお願いします。
「SPY×FAMILY」、マンガがうまくて気絶しそうになる。見てよ。たった2コマで ①急に妙なこと言う ②立ち上がる ③当然おどろく主人公たち「!」 ④お暇を告げる ⑤外は雨 ⑥引き留めようとする「雨が…」 ⑦それでも帰る(ドアが閉まる) を提示している。2コマだよ? すごいなあこの情報整理。
それはこれだよ。 https://t.co/E6snxDu5cq
LINEのスタンプを見たときじつはこれを考えたんだよなあ。「思考を表現することばがなければ、思考の幅は自然と縮小される」。自分の感情と微妙にニュアンスが違ってもスタンプ押せば話が通じてしまうのが楽すぎて、いまだにスタンプ使うのがちょっと怖い。
He is not watching you #アベノマスク #マンガ家アベノマスク
手塚治虫さん、水木しげるさん、ちばてつやさん、中沢啓治さんをはじめ多くのマンガ家が戦争の悲惨さや不条理について作品を残し、なおかつ自分の言葉で語っていらっしゃる。自分たちの世代がやらない理由はない。
えーっとバズってるのでせっかくなので世界一有名なディストピア小説じゃないでしょうか、オーウェルの「一九八四年」をマンガ化しているのでよかったらチェックしてみてください。電子もあります。ビッグ・ブラザー・イズ・ウォッチング・ユー。 https://t.co/wKlgPHVoap
#一番役に立った漫画知識
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