ついに読み終わってしまった。梨木果歩さん原作・近藤ようこさん漫画『家守奇譚』、一篇一篇の完成度が凄まじく、大事に大事に読んでいたのだ。漫画の行間にある情報量が霧のなかの行列、あるいは湖底の王国かのように膨大で、霧のなかか湖底で何日も過ごしているかのような贅沢な読書体験だった。


『消失の惑星』面白かったあ。読みはじめて「ミステリの皮をかぶった文学だったのか。ミステリ読みたい気分だったんだけどなあ」と思っていたら極めてまっとうなミステリだったし(驚いた)、ここまで美しい文章で地方の格差、家父長制の弊害、スクールカーストや辺境の息苦しさを描けるのかと驚愕。

戦争になるとマンガはなくなるか。答えは鶴見俊輔さんのこちらの言葉のとおりです。 「戦争一色の長い年月、その色に染まらない漫画があれば心が休まっただろう。そういう漫画はなかった」。 戦意高揚マンガしか存在しなくなるということです。

風紀と文法は結びついている。人間は言葉を使って日々生きている。ソクラテスいわく、「言葉の誤用は魂に悪徳を誘い込む」。わたし自身、長年この一文を机の上にピンでとめてある。 アーシュラ・K・ル=グウィン


「SPY×FAMILY」、マンガがうまくて気絶しそうになる。見てよ。たった2コマで ①急に妙なこと言う ②立ち上がる ③当然おどろく主人公たち「!」 ④お暇を告げる ⑤外は雨 ⑥引き留めようとする「雨が…」 ⑦それでも帰る(ドアが閉まる) を提示している。2コマだよ? すごいなあこの情報整理。

それはこれだよ。 https://t.co/E6snxDu5cq

LINEのスタンプを見たときじつはこれを考えたんだよなあ。「思考を表現することばがなければ、思考の幅は自然と縮小される」。自分の感情と微妙にニュアンスが違ってもスタンプ押せば話が通じてしまうのが楽すぎて、いまだにスタンプ使うのがちょっと怖い。

He is not watching you #アベノマスク #マンガ家アベノマスク

手塚治虫さん、水木しげるさん、ちばてつやさん、中沢啓治さんをはじめ多くのマンガ家が戦争の悲惨さや不条理について作品を残し、なおかつ自分の言葉で語っていらっしゃる。自分たちの世代がやらない理由はない。

「おとうさんとぼく」。岩波少年文庫で、僕がいちばんはじめにはまったマンガかもしれない。ユーモアたっぷりのドイツの新聞マンガなんですが、作者はナチスに投獄されて獄中で自殺しました。

えーっとバズってるのでせっかくなので世界一有名なディストピア小説じゃないでしょうか、オーウェルの「一九八四年」をマンガ化しているのでよかったらチェックしてみてください。電子もあります。ビッグ・ブラザー・イズ・ウォッチング・ユー。 https://t.co/wKlgPHVoap

#一番役に立った漫画知識

デザイナーの惣田紗希さんとコラボして衆議院議員総選挙の投票ポスターを作製しました。リンクからダウンロードして印刷して活用ください。ステートメントは「一票を投じることで、なんと未来を変えられちゃいます。あなたも変わります」です。みんなで変わりましょう。 https://t.co/dkp3pXv0e8

大林宣彦監督が亡くなってもう初七日。 あっという間です。僕にとっては類を見ない偉大な作家であり、やさしく辛抱強い先生であり、いつも笑顔でチャーミングな義父でした。まだ言葉もありませんが、かわりに、大林監督とイタリアをご一緒したときの思い出を描いた作品を公開します。1/2 →

あとたとえばこれだけで「文字を書いている」と分かる。ペンも紙もまったく絵に入ってないのに。すごいなあ。こういう省略がすごいお上手なのでパパっと勢いよくドラマが進んでいく。震えながら読んでおります。

そのときのこと、ちょっとだけマンガに描いてます。