村山先生のツイートがバズってる今こそ平安中期関連オススメ本の数々を布教する二度とない機会かもしれぬ 「混沌の古代末期に食い詰めた暴力が得意な人たちが武士に収束していく悪夢のモデル」的な絵図を大胆な筆致で提示した桃崎有一郎氏の『武士の起源を解きあかす』は入門書としていいですぞ
承平天慶の乱も布教したい 通俗的には骨の髄から反骨の反乱者そうな将門とそれを退治した朝廷側の善玉の秀郷ってイメージなのに史料上での行動や人柄が全然違ってキャラのギャップにやられた 頼朝達の先祖の源経基は悲しくなるほどちんぴらじみてて研究者の本でも毎回ボロカスに言われてて楽しいです


「堅田→多気」の切符が「かたたたき」ってことで話題になってるのを見ましたが、堅田が京への流通の大動脈 琵琶湖の中でも湖東〜湖西間が1km程度しかない上必ず船が通る場所故に「海賊」(湖だけど海賊と記録されてる)の根城であり、傑出した怪傑の輩出地というのは現代では知られていないよなあと

意味もない蛮行ではなく「見せしめに殺せば、他の女子供は城から出ません。そうすれば城内の食料が早く尽きてやつらは早く餓死して我らは早く勝てます」という打算故の献策 義経の水主梶取射殺話は真っ赤なガセだが、曾祖父の源義家がやったコレはマジネタ #今では許されないであろう古代的な無茶画像


これ面白くて、未来が自分の後ろ側にあった時代には矛盾がなかったんですよ 我々現代人は普通「未来が前、過去が後ろ」なのが当たり前だと思ってますが、昔は過去が前、未来が後ろにあったんです 全く日本独自のことではなく、古代ギリシャやソマリ語など世界の地域/言語であった/あることらしいですが

これみたいですね 「未来が前、過去が後ろ」なのか、「過去が前、未来が後ろ」なのかという話 『世界の辺境とハードボイルド室町時代』は良い本です #今年も残りわずかなので今年一番伸びた絵を貼る #歴史創作

個人的にたまにあるやつ(代理アバター:ホモ・エレクトゥス男)


中世日本の古米新米問題 現代人からすれば当然の「新米の方がいいもので古米より高い」という価値観すら普遍ではない、というのは面白いですよね #歴史創作 #室町時代

早期-中期の弥生人は相手の背中を刺したり射て殺める 武器が貧弱な縄文人は背後から頭を射て殴り殺める 論文内でも「記紀の英雄たちは騙し討ちを恥じない」と言及されていますが、日本に限らずこのような「奇襲 ・襲撃 ・伏兵 ・裏切」は世界中で行われてた「未開戦」で多用される殺傷手段なんですよね

源平の首ねじ切り御三家

関連して現代では見られない日本人の顔の話も ①身分により典型的な顔立ちが異なる(引用図は江戸時代だが平安時代末期の奥州藤原三代や伝俊寛墓出土人骨等にも貴族形質がみられる) ②中世では関東・東北人は鼻が低い平面的な顔が多く、近畿・北九州人では鼻筋が通った立体化した現代的な顔が多い傾向

巴は公式で美しい女武者ですんで(「鞆繪と云へる美女」延慶本) また同時期の首ねじ切ラーでは男性の為朝や重忠が全裸時や組み打ち時に腕力だけでねじ切るパワータイプな一方で、巴は鞍の前輪に相手の首を押し当ててねじ切るテクニカルタイプ 彼女は男性陣よりは華奢なキャラ設定な感じがすると思う

なんか将門さんのことが話題ですが、「なんかやべー怨霊」「怖いカミサマ」なふわふわしたキャラとしてだけ認識するのは勿体無いと思うんですよね 『将門記』や近年の将門研究を踏まえた「人間」としての将門さんもキャラが濃くてステキなんですよ #歴史創作

#最近フォローした人は知らない過去絵を晒す

#歴史探偵 今回の話で活躍した「群盗」になったのは誰だったのか、そしてそれを下地にして「武士」を産み出したのは誰だったのか、という疑問について今回出演されてる桃崎先生が見解を述べた著書 『武士の起源を解きあかす』はすげー面白いのでみんな読もう 有閑弓騎って概念はいいぞ…