好きなように描くと言っても、タッチ以上に、「扱うモチーフの一般度合い」と描くときの「意識状態」が関わるので、「好きの内容」によって商業イラストへの展開の難易度はかなり異なる。 自分の場合、好きなように描いた絵でも 1枚目かなり高い 2枚目少し高い 3枚目普通 4枚目易しい とかなり違う。
同じ雑誌で号ごとに違うタッチでご依頼いただくこともあるし、同じ号の特集別で複数扉のタッチを分けて描くこともありますが、特に同じ号で複数タッチで描くのは(一人数役みたいな)独特の面白さがあります。
夫人之友社『明日の友』内「読者たより」「頭の体操をしましょう」「編集後記」にイラストを提供しました。前号から1年間の担当になります。デザインは文京図案室さんです。
イラスト用の人物と広めの空間的な資料を併せて欲しい場合は人形と積み木やLEGOを使うこともあります。あまりデフォルメしない絵で特に時間が無い時などは、絵の中で模索するより、必要な資料をピンポイントで作ってしまいます。1枚目は複数画像の合成で、2枚目はイラストに起こしたものです。
複雑な街の俯瞰イラストをどうやって描き進めるかは人によって様々だと思うけど、自分の場合は最初のぐちゃぐちゃ状態が酷い。タイトルとのバランス、盛り込みたいものの配置、全体の流れや空間の作り込みを一発では整合できないので、モヤモヤを眺めつつ、脳内の自動処理にある程度委ねるイメージ。
書影が出てる!! 7月17日発売です! よろしくお願いいたします🐋🐋🐋 https://t.co/nrWRczBKI7
たまにご依頼いただくタッチ。ケント紙にニベアクリームと透明水彩のブラックで描画。白く抜く箇所はマスケットインクでマスキングする方法とニベアクリームで水彩絵具をはじく方法を、必要なニュアンスに合わせて使い分けます。
念のため修正内容を添付いたします。
完全に趣味である。依頼はまだない。
イラストを描かせていただいたブックカバーを並べてみます?
昔描いた水彩画。