『山へ行く』が初めてちゃんと読んだ萩尾先生の本なのだけどけっこう珍しいのかもしれない。主に2000年代後半の「ここではない★どこか」のシリーズを収録されており、それぞれの話がゆるやかにつながっている。過剰さや劇的さが慎重に抑制され、市井の人々の暮らしを丁寧に見つめた傑作揃いの短編集

読み応えしかないような本をゲット。休筆期の81年発行。寄稿がすごいメンツ。橋本治さんに小野耕世さん、そして長井勝一さん!かなり意外な面々だ。インタビュー収録本はいくつかあるけど、こういう本宮先生の一冊特集本って他に全然見つからなくて、知ってる人いたら教えてください



読み終わる。めちゃくちゃおもしろかった。こないだ読んだ二作と同じく終盤の面白さがすさまじい。その二作と違ってミステリの意匠こそないし、いわゆるどんでん返しとかでもないけど、これはまさしく本格ミステリの様式美だよなと思わせられる。めちゃくちゃ良かった
