「血の饗宴」 ヤングコミック編集部から抜けた人達により創刊された(そして売れずに4号で休刊になった)異色の新雑誌「月刊タッチ」に掲載された、平賀源内を主人公にした吸血鬼もの 平賀源内は、翌1972年の「倒めがね」(これも単行本未収録)にも登場 #真崎守
#真崎守「甦春記」 斎藤次郎原作作品で、「甦春記」と銘打たれていますが掲載誌は別で内容の共通点もなし 作品の雰囲気から「共犯幻想」後のコンビ復活に見えて…実は「共犯幻想」連載中に描かれた作品 「寂光院蝉しぐれ」は特に隠れファンが多い名作(のような気がします) #真崎守
#真崎守「せくさんぶる」 「星のゆれる日」「除夜」等の佳品がなぜ漏れたか、頁数の都合? 因みにこの連作に先立つ「せくさんぶる/第1部&第2部」は、大幅な修正の上「花と修羅」と改題されブロンズ社選集に収録されましたが、話が激変しており(重度のファンならば)雑誌掲載版の一読をお薦めします #真崎守
#真崎守「その他作品1966-69年」 「札束(ゼニ)に別れの接吻を」が商業誌デビュー作 「夜に砕ける」「引き裂かれた明日」「愛の廃墟」は笹沢佐保の現代小説のまんが化 #真崎守
#真崎守「その他作品1972-79年」 1973-77年は激動の時代が去った後の転換期(怪異路線、心象風景志向、SFへの傾倒等) この時期の重要作品は殆どブロンズ社選集に収録済でお薦めはさほど多くありませんが、「夏弔(なつのとむらい)」は、小池一夫原作としては異色の「語り過ぎない」佳品だと思います #真崎守
#真崎守漫画家が若くして亡くなる度に囁かれる「漫画家は早死に」は本当かと思って集計 自殺や事故で早逝したことが公表された方を除く219名の平均値は62.6歳 我が国の平均寿命より大分短い 勿論、公表されていないだけで自殺や事故の方がこの中にいる可能性も、長命の方が私の調査から漏れている可能性もあり
#矢口高雄展 第一期鑑賞 代表作が釣り漫画でキャラ容姿がマンガ的だったため、一般読者から軽視されていた感がありますが、実は凄まじい画力の天才 自然物や魚のリアリティは言うに及ばず、動きの一瞬を描く(勿論、頭の中で考えて)構図の見事さと卓抜な表現力 「マンガの絵」を勉強している人は必見
8月8日は 僅か2年間の商業誌活動で大きな痕跡を残し、マンガのこれからの可能性を示しつつ 1984年に26歳という若さでこの世を去った かがみあきら先生の御命日 そのあまりにも早すぎる死がなければ、その後の漫画界の地図も変わっていたかも
#昭和はすごかった 漫画雑誌に 漫画家の住所が普通に載っていました (1970年代中盤~終わり頃にほぼ消滅)
定期的にツイートされている、1989年2月10日報知新聞に載った星新一先生の追悼文ですが 全文はこちらになります。 https://t.co/wtamFJLvuw
#子供の頃の勘違いをあえて言おう テレビで放送されていた海外ドラマや洋画を観ながら 「何でこの外国人さんたちは、こんなにも日本語が上手いのだろう」 と不思議に思っていました。
今日、2月9日は 32年前に日本中の漫画関係者&漫画好きが(けして誇張でも何でもなく)驚きの声を上げた日。 それほど「手塚治虫先生がいなくなる」と言う(冷静に考えればいつか必ず来ると分る)瞬間を皆想像出来ていなかった。 画像は星新一先生怒りの追悼文の全文(1989年2月10日の報知新聞掲載)
ぱふ1982年5月号「新谷かおる特集号」より 30歳当時?の佐伯かよの先生の御尊顔