また少女がつらい目に遭う小説を古本屋で買ってしまった。嫌なのに!つらいのに!マルミお嬢様とおばさまが主人公のユリエにひどいいびりをしまくります。いつも思うけどよくこんな常軌を逸したストレスフルなお話を読んでたな、昭和の女子読者。おばさまの顔、力入ってます!

ユリエを守ってくれそうな男子キャラは影も形もいなくてただ酷いいびりに耐えるだけ。しまいにおばさまは悪人たちを雇って(?)ユリエの命まで奪おうとする。さあ、ユリエはどうなるでしょう?本当にどうなるのか。

アックスの第2特集を見て自分も昔ダ・ヴィンチで似たような企画に参加したの思い出しました。こっちは挿絵じゃなくて『自分がやってみたい小説の漫画化』だったかな。江戸川乱歩『パノラマ島奇譚』。真面目な乱歩ファンに怒られるような絵だけど自分の頭の中の初期乱歩はこうなのです。>RT

脈絡なく。手塚治虫の初期キャラに豚藻負児(ぶたもまける)ってキャラがいるんだけど「豚も」何に「負ける」のかが示されてなくてこれはネーミングのギャグとして成立してるのか謎だった。体重?食欲?強欲さ?戦前〜戦中には修飾語抜きの「〜も負ける」って言い回しがポピュラーだったりしてたのか。

脈絡なき模写。墓場鬼太郎「ないしょの話」。