神保町の古本まつりで買った。昭和33年少年画報付録『ロケット天狗』。旭不二夫←初めて読む。理屈はわからない(忍法なのか)が丁髷から火を噴いて空を飛ぶ主人公。力の入った表紙めくったら中身はずいぶん気の抜けた絵柄のメタな導入部。好きだ。ぺたんこの吹き出しが素人くさくてまた、いいね!
敵は宇宙からやってきた気体人間。フーセンのようなスーツの中に本体が詰まっていて人間に取り憑くことも可能。(鉄腕アトムの気体人間から拝借したアイデア?)憑依された地球の犯罪者「ゴリラおやじ」は人間の2~3倍の大きさに膨張して主人公と戦う。
7コマ目、主人公が空飛ぶ時に横に伸びる髪で爆弾を持って逃げるのいいなあ。こういう使い方もできるのだ。ちゃんと矢印で地獄玉って説明書きがあるのが親切。親分のベタ忘れてる。
うちに定期的に送られてくる「我が社の教材で勉強すれば学力アップですよお母さん!」な宣伝漫画見たら…。ええー?バーンって…80点だよ?立派なもんじゃないすか、お母さん!何怒ってんの?誉めてやってよ!100点じゃないとダメなの?ゲーム禁止なの?小学生の俺、涙目だよ!?
こういうのを「尊い」と言うのだな。
けっこう怖い話だと思う。
京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。
定期的に『総員玉砕せよ!』読んで震え上がってますが、まだ本格的に戦闘も始まってないストーリー序盤、舟で河を渡る水木さんの後ろに乗ってた同僚の兵が気がついたらいなくなってるシーンでもう怖さがMax。
若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)
昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。
無免許医だが良いことを言っている。