『メタモルフォーゼ オリジナル版』ストレートな変身SFの第一話の後に少年の成長譚(心の変身)持ってくるところが「上手いぜ!」と当時も喜んだ。でも単行本一冊にも満たないほど連載短かったんだよなあ。以前は少年マガジン復帰作の「おけさのひょう六」入れて一冊になってたけど今回は無し。
『メタモルフォーゼ』第1話『ザムザ復活』(犯罪者を野生動物に変身させて見せ物にする)を読んで思い出したが西岸良平のSFでも似たアイデアがあって、こちらは高齢化社会で介護の負担を減らすために老人を小動物に変身させる未来の話。こんなかわいい絵でなんて残酷なこと考えるのかと慄然とした。
永田竹丸先生の長期連載「おにいちゃん」を昔『電脳なをさん』でパロディしたんですがあまりと言えばあんまり罰当たりな出来で、さっき見返したらスクラップしたファイルを持つ手が震えました。部分だけ紹介します。ごめんなさいごめんなさい。
『アトミーノは戦争がきらい』原子力研究所から生まれた妖精(?)アトミーノの活躍を描く児童読み物。意外なことに(意外じゃない?)永田竹丸の絵はすごく藤子F不二雄に近しい。キスされてポーッとなってる顔はA先生キャラにそっくり。漫画→イラストの線に変換されたことでわかりやすくなってる。
うちに定期的に送られてくる「我が社の教材で勉強すれば学力アップですよお母さん!」な宣伝漫画見たら…。ええー?バーンって…80点だよ?立派なもんじゃないすか、お母さん!何怒ってんの?誉めてやってよ!100点じゃないとダメなの?ゲーム禁止なの?小学生の俺、涙目だよ!?
こういうのを「尊い」と言うのだな。
けっこう怖い話だと思う。
京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。
定期的に『総員玉砕せよ!』読んで震え上がってますが、まだ本格的に戦闘も始まってないストーリー序盤、舟で河を渡る水木さんの後ろに乗ってた同僚の兵が気がついたらいなくなってるシーンでもう怖さがMax。
若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)
昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。
無免許医だが良いことを言っている。