ミーくんの漫画でご近所のけっこう上品で裕福な家が引っ越しするんだけど猫は連れて行けないって置き去りにする話があって(76)。キツい展開。その6〜7年前に『りぼん』で描かれた作品ではミーくんの飼い主が引っ越ししてミーくんが置き去りにされる。おいおい。昭和は猫の地位低かったからな。
『影の旅人』ヤンマガ80年。松本零士版『夢』。初めて読んだ時は「ただの夢ネタかーい!」とも思ったけど、松本先生の身辺雑記漫画は好きなのでこれもまたよし。読みようによっては「ねじ式」の味わいも少し。何より今読むと生と死の狭間の幽玄な世界を先生が揺蕩ってるようでたまらない。
昭和の少年誌によくあった謎の怪事件記事、大好きだったんだけど「人とか物がなんの前触れも無く突然消える」系の話は子供心に特に怖くて好きになりようがなかった。ひたすら恐ろしかった。「なんの前触れもない」ので気をつけようがないからかな。
うちに定期的に送られてくる「我が社の教材で勉強すれば学力アップですよお母さん!」な宣伝漫画見たら…。ええー?バーンって…80点だよ?立派なもんじゃないすか、お母さん!何怒ってんの?誉めてやってよ!100点じゃないとダメなの?ゲーム禁止なの?小学生の俺、涙目だよ!?
こういうのを「尊い」と言うのだな。
けっこう怖い話だと思う。
京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。
若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)
昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。
無免許医だが良いことを言っている。
『黒いせぇるすまん』(←元タイトル)主人公の顔の仕掛けはみなもと太郎先生の指摘で初めて気がついた。