自分の自画像の、渦巻きの下に描いてあるのはメガネなんだが、そもそも鼻がないのに鼻メガネになってるのが無理があって、いまだに「口だと思ってた」という意見が絶えない。不徳のいたすところである。そういう意見を全く知らない頃にこういうネタも自分で描いていたのですが。
以前も呟いた、自分が生まれて初めて読んで思い入れのある学習漫画の作画担当の人の作だった。気がつかなかった。嬉しい。『地球のなりたち』集英社。山内竜臣 こっちも昭和34年発行。売れっ子じゃーん。どっちも自分が生まれる前の漫画だけど。
尖ったところや心に刺さる場面は(今の目で見ると)まるで無い。周囲の人の無慈悲、無理解で主人公の少女とおじさんはひたすら可哀想な目に遭うんだけど絵もテンポも後の少女漫画みたいな毒が無さすぎて展開はあくまでのんびりと。
うちに定期的に送られてくる「我が社の教材で勉強すれば学力アップですよお母さん!」な宣伝漫画見たら…。ええー?バーンって…80点だよ?立派なもんじゃないすか、お母さん!何怒ってんの?誉めてやってよ!100点じゃないとダメなの?ゲーム禁止なの?小学生の俺、涙目だよ!?
こういうのを「尊い」と言うのだな。
けっこう怖い話だと思う。
京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。
若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)
昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。
無免許医だが良いことを言っている。
『黒いせぇるすまん』(←元タイトル)主人公の顔の仕掛けはみなもと太郎先生の指摘で初めて気がついた。