もちろん後の楳図絵も好きだけどこの昔の絵も…中毒性があるなあ。女の子がかわいい。主人公も丸っこくてかわいい。悪党がかわいい。恐怖に魅入られて異界にはみ出しかけてる人がまた、良い。そして突然出てくるこういう絵。




あと、これは天才とあまり関係ないけどこの時代のスリラー系の貸本漫画なのでどの作品もほぼ必ず(スターシステムなのか同じ顔と名前の)ギャングが出てきて、だいたい銃の撃ち合いシーンが出てくるんだけど園田光慶とかさいとうたかをとかと比べてねちっこいの。


一旦撃ち合いが始まると延々と攻防が続く。撃たれた!と思ってもまた銃を拾って撃ち始め、ちくしょう、弾切れだ、と思ったらまだもう一丁銃を隠し持ってた、とか。みんななかなか死なない。こっちの方がリアルなんだろうな。

怖さでいうとぐっと後の絵に近付いてきた『灰色の中の映像』がすごい。昔の名画座で深夜やってたオールナイト上映でかかる新東宝の怪談映画のような嫌な味わい。おばけが怖い。とにかくおばけが怖い。



吉永さゆり「おもしろいわよ。」

松本零士作品の締めの文章。一時のブームの加熱によりあまりにも量産され、マンネリ化し、みーんなにパロディされて新鮮味は失ったが。時をおいて改めて読んでみると…どれも良いんだ、やはり。『男おいどん』のこれなんて一年を締めくくる孤独な男(女にも)に向けたエールとして胸を打つ。俺は。

こういうのを「尊い」と言うのだな。

唐突に。漫画を描き始めた小学校低学年のころ、こんなことを真剣に悩んでた。

けっこう怖い話だと思う。

京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。

昔の漫画雑誌の切り抜き、終活で片付け中。87年のスピリッツ賞の審査員の顔ぶれが白土三平、さいとうたかを、小池一夫、石森章太郎、ちばてつや に横山光輝までいる。化け物屋敷みたいなメンツ。選評がみんな辛い辛い。

定期的に『総員玉砕せよ!』読んで震え上がってますが、まだ本格的に戦闘も始まってないストーリー序盤、舟で河を渡る水木さんの後ろに乗ってた同僚の兵が気がついたらいなくなってるシーンでもう怖さがMax。

きつねのヤバイ。

若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)

脈絡なく突然思ったが。この吹き出しのギザギザを日本一多くギザギザさせる漫画家は誰だろう。

昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。