やまなしの木の上の方でこんもりしているのは寄生植物ヤドリギの皆さん。20年ほど前はひとりだけだったが、いつの間にか家族が増えていた。これは種子を含んだ鳥の糞が幹にべちゃっと張り付くことで版図を拡げるもので、ヤドリギの実はなかなか乙な味がする。ええ食べましたとも。十二月二十三日
ようやく入手した『シャーロック・ホームズ語辞典』を紐解いて、自分が初めて接した深町眞理子さんの訳文がフィッシュ『シュロック・ホームズの回想』だったことに思い当たった。今日はいい日だ!©北原先生
花の少ないこの時期のフィールドで目立つブーケはツワブキ。つやつやした葉は分厚く丈夫で、潮風の吹く海辺とか植物にあまり優しくない環境でも平気で根付いて花を咲かせる。ふきのとうのフキとは同じキク科。ちょっと毒成分を含むけど、よく灰汁抜きして食用になるぞ。十二月二十四日