[ll]PP0はクルマ、PP1奥の人、PP2手前の人、と3つの画面レイヤー。上から見た図。SPの60度円錐に手前の人は頭部の一部、奥の人は全体(しかし横から見ると上半身のみ)、クルマは全体が入ります。因みにHLはアイレベル(の線)と重なっています。 60度円の外側は歪みが生じるので使うなら広角演出。
[III]画面を拡大したもの。60度円錐の中にクルマ全体と奥の人の上半身が、手前の人の頭部一部が入ります。用紙は横長矩形とし多少の円外の歪みが入って来ます。観測者に近過ぎなので自然な絵にするなら胸から脚に向かって見下ろす感じに。その時はPP2は平面ではなく球の一部になります。
[IV]横から見た図。3枚のPPのうち奥は垂直平面で良いけれど、手前に行くに従いSP(眼、カメラ位置)の点の等距離球面との差が大きくなりますから敢えて歪みを残し図法的にお堅く2D表現してまよし、球面に映像投影したようにより自然の歪みで描くようにしても良いでしょう。