仇なすものすべて消しましょう波乱の種はすべて摘み取りましょう煩悩は罪だ色事にうつつを抜かすはらからは虫だ襤褸だ何の役にも立たない屑物だ私は過ぎた望みは持たないただ最期にあなたの胸に抱かれて消えられればそれでいいなんてことも思わないあなたが一言邪魔だと宣えば私は自ら罷る旨はすでに
例えば明日オレが絶えたとして君には何の傷も残らないのだろう夢の終わりはいつだってあっけなくかろやかにオレを打ちのめすならば現実はどうかといえばそれは夢よりも憐れだどうだみっともないだろう?笑えるだろう?その一笑の褒美をひとかけらオレにくれすまないもう一生離れない
しゃらりと音が鳴る敬われかしずかれ貴方は光だと崇められ王座に君臨する顔を上げるな頭を垂れろ万物わらわに尽くせそれが幸なのだとしっているなのに、おまえが、ちがうから、だから、おまえの声、忌々しい、おまえが、煩わしい、だまれ、なくな、おまえ以外、ちがう、奈落の底でもおまえだけがいれば