今回の仕事で初めて漫画家らしい作業をいくつか体験しました。例えば見開き。まず私のようなタイプだと無縁の作業です。通常2ページだと16コマくらいチマチマ描くのですがそれに比べて楽かと思ったら作業量は変わりませんでした…
一回ごとに1ページ使っての扉絵。少ないページにいかにネタを多く詰め込むかばかり考えていた漫画家人生でしたのでなんて贅沢なんだ、と。怪獣映画ポスターっぽいのも自分がいざ描く時にはさんざんこすられ倒された後なんで特にこだわりも感慨もなかったですな。
とにかく困ったのがアシスタントがいないこと。ツテもないし、金もない。そんな中いつもと違って一応背景がそれなりに入ってるやつを。漫画ってやっぱり大変だよね。
月20ページから開放されて隔月の6ページの連載など造作もないと思っていたら描けねえのなんのって。しかも怪獣で変なクセがついたのかかわいい猫が肝の漫画なのにその猫の絵が怖い。ここではお見せできないので気になる方は探して見てね。