和田慎二先生の「あさぎ色の伝説」懐かしい。自分が高校生の頃「La La」でやってて、毎回じゃなかったかもしれないけどよく読んでた。シリアスな中にも必ず笑いの要素があった。その後1990年前後に「花とゆめ」にも載ってたんだなー。こちらは初見だったけど、このシリーズ「夢桜」は読んでて泣けた。
シリアス真心ブラザーズの「橋の上で」は、何度も何度も何度も聴いてきたけど、聴くたびに泣きたい気持ちになる。月並みな言葉で言うと、二度と戻らない日々、失くしてしまった愛や夢を思い起こさせる。
何度か手に取りながらも迷っていた萩原あさ美さんの「娘の友達」①だが、人からオススメされたこともあり買って読んでみたら!なんと面白い。面白いというか不穏で妖しくページを捲るたびに心が負の方向にざわついて仕方ない。この女子高生、何考えてんだと思いつつ、2巻発売までざわつき続けるのだ!
普通にBLと思ってたPEYOさんの「ボーイミーツマリア」。いやいや、BLというより人生においての自分のもう半分に値するパートナーの物語だ。正直過去の事件は、あそこまで悲惨にしなくてもと思うけど、大人たちによって捻じ曲げられた悲しい人生が再生していく様子には胸を撫で下ろした。とてもよい本。
先日ゆうきまさみ先生も紹介してらっしゃった、一ノ関圭先生が絵を描かれた「絵本 夢の江戸歌舞伎」(服部幸雄・文)。入手して実際眺めてみると、いや素晴らしい。見開きの一枚絵という構成で、ものすごくきめ細やかで、ひとりひとりにきちんと表情もある。圧倒される絵本です。
「ツルモク独身寮」愛蔵版①②巻(窪之内英策)本日発売です。「ONE PIECE」の尾田栄一郎先生がイラスト付き帯コメントを寄せてくださいました。かつてこの漫画に青春の魂を揺さぶられた人、これからその熱い想いを感じたい人、青春を生きるすべての人に読んでいただきたい本です。全5巻、順次発売!
「一生好きってゆったじゃん」こちらは半年くらい前に弊社から出た横槍メンゴさんの短編集。こちらも油断してると深みにはまって浮かび上がれなくなりそうなくらいある種の業を感じる作品たち。好きな短編集。中でも『Neo Dutch Wife』という短編がとても好きです。泣く。
サンデープレミアムSHOPで見つけた「うる星やつら」の複製原画。自分の担当史上ひときわ輝いている珠玉の回「最後のデート」16ページ+α(カラー複製原画+先生のメッセージ)が届いた。ちょっと今読んでも素晴らしい。高橋留美子先生、流石でサイコーで素敵です。また会いに行きますね!
10月の美女たち by 上條淳士くん。
小学館からなかなか凄い本、出ました。さいとう・たかを先生が少年誌に描かれた劇画の中からあだち充先生が選んだ作品を一冊にまとめた「さいとう・たかを少年劇画 あだち充・選」です。さいとう先生の作品をあだち先生が!ですよっ!あだち先生の解説つきです。いっそ対談もあればよかったなぁ!
もう十月かあ。加速度的に年末が近づく...というわけで、マツオヒロミさんの今月の美女。
サンデーうぇぶりで連載中、古鉢るか( @kovachi_luka )先生の『はなにあらし』という作品を担当することになりました。百合です百合漫画。老脳に鞭打って尽力していく所存です。先生にも迷惑かけないようしっかり編集者やっていかねば。単行本は現在⑧巻まで発売中。そのほか野球漫画も脳内企画中。