漫画とはなんぞや?…なんて悩んでしまったときにも眺めてほしい「高橋留美子原画集 COLORS 1978-2024」。高橋留美子先生の言葉の中に最適解があったりする。素晴らしい言葉の数々。
中野ブロードウェイの書店・タコシェで念願の「ROCA」(いしいひさいち先生)を購入。ファドといってもアマリア・ロドリゲスくらいしか知らないんだが、それはともかく…よかった…やはり年上の同級生、柴島美乃の存在。泣ける。本の後半、マジで泣く。切ない。素敵な漫画だ。
腰痛であんまり動けないため漫画でも読むか、って久しぶりに読んだのが横槍メンゴ先生の「クズの本懐」全9巻。こじらせ思春期だけど案外みんな一途でいじらしい。全員が主役張れるくらいのキャラ立ち具合で相変わらずおもしろかった。
1巻の最後でちょっと驚きの展開を見せた春野ユキトさんの「秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?」②。切なく息苦しい物語ながらも、どこか優しくもある。不思議な感覚で読んでいった(俺だけかな?)。鶴子さんにも何か謎はありそうだし、これはなかなか好きな漫画だぞ。
先日ゆうきまさみ先生も紹介してらっしゃった、一ノ関圭先生が絵を描かれた「絵本 夢の江戸歌舞伎」(服部幸雄・文)。入手して実際眺めてみると、いや素晴らしい。見開きの一枚絵という構成で、ものすごくきめ細やかで、ひとりひとりにきちんと表情もある。圧倒される絵本です。
「ツルモク独身寮」愛蔵版①②巻(窪之内英策)本日発売です。「ONE PIECE」の尾田栄一郎先生がイラスト付き帯コメントを寄せてくださいました。かつてこの漫画に青春の魂を揺さぶられた人、これからその熱い想いを感じたい人、青春を生きるすべての人に読んでいただきたい本です。全5巻、順次発売!
「一生好きってゆったじゃん」こちらは半年くらい前に弊社から出た横槍メンゴさんの短編集。こちらも油断してると深みにはまって浮かび上がれなくなりそうなくらいある種の業を感じる作品たち。好きな短編集。中でも『Neo Dutch Wife』という短編がとても好きです。泣く。
サンデープレミアムSHOPで見つけた「うる星やつら」の複製原画。自分の担当史上ひときわ輝いている珠玉の回「最後のデート」16ページ+α(カラー複製原画+先生のメッセージ)が届いた。ちょっと今読んでも素晴らしい。高橋留美子先生、流石でサイコーで素敵です。また会いに行きますね!
10月の美女たち by 上條淳士くん。
小学館からなかなか凄い本、出ました。さいとう・たかを先生が少年誌に描かれた劇画の中からあだち充先生が選んだ作品を一冊にまとめた「さいとう・たかを少年劇画 あだち充・選」です。さいとう先生の作品をあだち先生が!ですよっ!あだち先生の解説つきです。いっそ対談もあればよかったなぁ!
もう十月かあ。加速度的に年末が近づく...というわけで、マツオヒロミさんの今月の美女。
サンデーうぇぶりで連載中、古鉢るか( @kovachi_luka )先生の『はなにあらし』という作品を担当することになりました。百合です百合漫画。老脳に鞭打って尽力していく所存です。先生にも迷惑かけないようしっかり編集者やっていかねば。単行本は現在⑧巻まで発売中。そのほか野球漫画も脳内企画中。