本聴きのスピカ1話では「朝霧の寒冷紗」を使った本が出てきます。実際の寒冷紗は、上製本の背の補強に使われる製本素材です。自動製本機ではこんな風に機械に取り付けて使われます。ハードカバーの本を開いてよく観察すると、隠れたところに寒冷紗が貼られているのがわかります




スピカ達が読んでいる本は現代の私達が普段手にするオフセット印刷の本と違い、活版印刷で印刷されている本です。活版印刷は紙面に文字の凹凸が出て独特の雰囲気があり、よく見ると裏面の文字のへこみがわかったりします。今では本の印刷に使われることは少ないですが、漢字の金属活字はカッコイイです



本聴きのスピカ3話では「宙クジラの髭で綴じた本」が出てきますが、普段私たちが目にする糸かがり製本では、綿やポリエステルの糸が使われています。白い糸が一般的ですが、実はカラフルな糸を選ぶこともできます。糸の色を選ぶ時はとってもワクワクします


