この時期思い出す。31歳。就職した工場を3ヶ月で辞めた。慣れない仕事。工場長に嫌味を言われパートのおばちゃんには無視された。人間関係に苦しんだ。ボク自身仕事も出来なかった。覚えも悪い。愛想もないし態度も悪い。最悪だ。最底辺の人間だよボクは。そうやって自分を責めていたら自分が壊れる寸前までいった。心臓がバクバクして表情がこわばって笑顔が作れなくなった。たった3ヶ月。たった3ヶ月で全てが変わった。ゴールデンウィーク終わったら辞めると言おう。そう決めた。仕事しながら絵も描いていた。ただ絵で食べていけるほど稼ぎはなかった。それでも辞めないと自分が持たないと思った。 工場と本社は離れている。朝、本社に白シャツを着て入る。工場にいるはずの人間が正装をして入ってきた。皆「あぁコイツ折れてもう辞めるんだな」と思ったはずだ。虫を見るような冷ややかな目。今でも忘れない。社長室に入り辞めると伝えた。 「辞めてどうする?地元に帰るんか?」「いや、しばらくこっちに住んで仕事探します」「30過ぎてここ辞めて履歴書バツつけてさらに厳しくなるぞ」「、、すいません」 辞めると伝えたあと、何か成し得てもいないのになぜかスッキリした気分になった。 次の日からどうする?という不安よりこのまま続けて壊れるほうが怖かった。だから妙に前向きになれた。 それまでは仕事しながら絵を続けて、ゆくゆくは食べていけるようになったら良いなと思っていた。それが急に絵でお金を稼がないと生きていけなくなった。ある意味覚悟が決まった。 まずは毎日ネチネチ嫌味を言ってきた工場長より稼いでやる。今までの負のパワーがこれから動くための燃料に変わった。 そこから時間はかかったけど、実績を重ね絵だけで暮らしていけるようになり、今では家族を養えるようになった。 あのまま工場の仕事をつづけていたら仕事も絵も中途半端に終わっていたと思う。いやむしろストレスの重荷で潰れていた。あの時の自分を責めていた感情もようやく「環境が合わなかっただけ」と思えるようになった。 ゴールデンウィーク明けたこの時期。あの頃のボクと同じように苦しんでいる人は多いと思う。慣れない環境、合わない人間関係。特に人間関係で壊れる人を何人も見てきた。 本当に辛くて辛くてしんどい時はその重荷を下しちゃおう。周りが「辞めてどうする?」「こんなところで辞めて根性ない」「そんなんじゃどこの会社入っても続かない」色々言ってくる人いるけどそんなもん言わせとけ。だって言ってくる人が自分の面倒を見てくれるわけではないんだから。 言ったら言いっぱなし。心配でもおせっかいでもない。自分の小さい世界でものを言って満足してるただの自己満に過ぎない。 自分の身を守れるのは自分だけ。 自分が壊れてからでは動きたくても動けない。耐えるという選択肢しかなくなってしまう。 ボク自身バイト、就職、契約社員、色々経験した。辞めてもなんだかんだあるよ。道なんて。なけりゃ作っちゃえ。自分の心がワクワクする道が開けますように。応援しております!
「我が家の休み明け保育園拒否回避法」 否定せず寄り添いながら。(度がすぎると怒ることもあるけどw)怒っちゃったと自分を責め過ぎないようにね😌子どもに向き合えば向き合うほど腹立つんだから🤣本気で向き合ってる証だよ!大人も子供もみんなみんな頑張ってる!みんなお疲れさま!