でも私の睡眠が短いのは、別に仕事が忙しいわけじゃないんだよ。まだまだ子供が手のかかる時期で単純に親の作業量が多い上に、小説書きというクッソ時間食う作業を趣味にしてしまって慢性的に時間不足のとこに、「なんか水墨画とか面白そう!」とか唐突に食いつくからそりゃ時間足りるわけねえんだよ。
ちっくしょう仕事なんかしてる場合じゃねえのに! 時間は有限なんだから、あれこれ手を広げずに小説一本に集中した方が絶対に良いってのは分かってんだよ。でも長沢芦雪の絵を見てたらなんか面白くて、とりあえずどうやって描いてるのか知りたいなーと思って水墨画の教本借りて……時間が足りねえ。
手越祐也を見ていると「花の慶次」の「虎や狼が日々鍛錬などするかね?」という言葉を思い出す。私服ダサいと言われて「オシャレしてなくてもモテるから」と言える突き抜けた感じ。 ここまで首尾一貫されると価値観逆転してきて「一人くらい自由な奴がいてもいいじゃないか」みたいな気分になる。
まあ私もたぶん小3くらいでベアークローに刺されるラーメンマンとかサンシャインの地獄のローラーとか平気で見てたし、子供の残酷描写耐性って意外と高い気はするけど、キン肉マンは子供心にも「彼らは人間と違うし、どうせ復活するでしょ?」って認識があったからなぁ……鬼滅はガチだから……
山形の祖母がずっと取っておいたという、私と姉が子供の頃に祖母に書いた手紙を見たのだが、手紙の端に描かれてたイラストに時代を感じたのが今日のハイライト。 自分の子供が小3と年長になった今、自分自身が小3と年長だった頃に書いた手紙を見させられるというのはすごい不思議な気分だ。
常識人の話をしても普通で全然面白くないから、世の中には実際の分布以上にやべーやつの話ばっかりたくさん出回ると思うわけで。 ある種のテレビ番組とかTwitterとかって、どっぷり漬かると認知がこの絵みたいになりがちだよなー、と思う。
【ゆる募】 友人が「このダルビッシュの顔を見た時に、日本の妖怪の絵が頭に過ぎったのだが何だったか思い出せない」と言い出し、確かこんな感じの絵といってこの雑コラを送ってきました。 確かに私も、こんな浮世絵どっかで見たような記憶があるんですが……どなたか心当たりありませんでしょうか?
バランスボールに腹ばいで乗って足を上げるやつが何とかできるようになってきたので、これ「ミッションインポッシブルでトム・クルーズがやってたアレ」できんじゃね?と思ってパソコン持ってきてやってみたら3秒でゴロンと横に転がり落ちたのが今日のハイライト。 トム体幹はんぱねえ。
小説を書く人間として「アイシールド21」で最もシビれた台詞は 「ジャンケンでいえばこれ、驚いた事にグーとチョキだけで闘ってたんですよ」 たった一言の比喩で、ここまで的確に凄さを表現できるか? これくらいの台詞を自分でも繰り出せるようになることを目指して、日夜言葉を相手に戦ってます。
源範頼の小説を木曽義仲がツイートし、餓鬼がリツイートするというこの謎すぎる出来事よ……
荒川弘先生は子供3人育てながら漫画連載3本やってる修羅で、自分ごとき凡人とは体も心も構造が違う鉄人であると思ってはなから自分と比較する気も起きないのだが、「銀の匙」最終巻のこれ見て「やっぱ次元が違うぜ百姓貴族」と思った。
風呂入りながら息子が「鬼舞辻無惨ってさぁ、今までに何人の人間を食べたのかなぁ?」と聞いてきたので 「お前、今までに食ったパンの枚数なんて覚えてないでしょ?」 という、古典を引用した教養あふれる小粋な回答をしておいた。
退職まであと2日なのに高齢の後任者が一向に引き継ぐ仕事を覚えないことにブチギレた嫁さんが「私がやってみせて、説明して、自分でやらせてもまだ覚えない」と怒るので「誉めなかったからじゃね?」と言ったら「五十六の部下は言ってもどうせ優秀な若者なんだよ!」と怒られたのが今日のハイライト。