結局「銀の匙」全巻をこの数日で一気読みしてしまったのですが、馬術部の脇役二人が最後にあっさりくっつくの最高ですね。 「めぞん一刻」の朱美さんとマスター、人形劇クラブの部長と黒木さんがあっさり結婚するのも妙に嬉しかったし、どうやら私はこういう脇役のあっさりした一幕が大好物らしい。
あと、登場人物の絵を書いてみるってのも時々やります。これは「義経じゃないほうの源平合戦」書いてる途中でイメージがボヤッとしてたので描いてみた和田義盛と梶原景時の絵。絵にすると頭の中が整理されるのか途端に筆が進む不思議。 大河だと和田が横田栄司さん、梶原が中村獅童さんですね。
ちょっと前に「タコピーの原罪」とかの漫画で深読みを語る読者が多くてウザいという話題をTLで見たのですが、私が一番好きな的外れな深読みは「デトロイト・メタル・シティ」で、バンドの不仲の原因をファンたちがあまりにも壮大に深読みしまくるコイツですね。
「キロ」に濁点ついて強そうな「メガ」になり、さらに濁点が2個に増えて超強そうな「ギガ」にパワーアップし、次はどうなる?って恐れてたら、「テラ」ってなんか弱そう……いや!宇宙っぽさも感じられる語感だ、コイツ実は強いぞ! というこの感じ、まんまフリーザ様の第1~第4形態の印象と一緒だ。
常識人の話をしても普通で全然面白くないから、世の中には実際の分布以上にやべーやつの話ばっかりたくさん出回ると思うわけで。 ある種のテレビ番組とかTwitterとかって、どっぷり漬かると認知がこの絵みたいになりがちだよなー、と思う。
【ゆる募】 友人が「このダルビッシュの顔を見た時に、日本の妖怪の絵が頭に過ぎったのだが何だったか思い出せない」と言い出し、確かこんな感じの絵といってこの雑コラを送ってきました。 確かに私も、こんな浮世絵どっかで見たような記憶があるんですが……どなたか心当たりありませんでしょうか?
バランスボールに腹ばいで乗って足を上げるやつが何とかできるようになってきたので、これ「ミッションインポッシブルでトム・クルーズがやってたアレ」できんじゃね?と思ってパソコン持ってきてやってみたら3秒でゴロンと横に転がり落ちたのが今日のハイライト。 トム体幹はんぱねえ。
小説を書く人間として「アイシールド21」で最もシビれた台詞は 「ジャンケンでいえばこれ、驚いた事にグーとチョキだけで闘ってたんですよ」 たった一言の比喩で、ここまで的確に凄さを表現できるか? これくらいの台詞を自分でも繰り出せるようになることを目指して、日夜言葉を相手に戦ってます。
源範頼の小説を木曽義仲がツイートし、餓鬼がリツイートするというこの謎すぎる出来事よ……
荒川弘先生は子供3人育てながら漫画連載3本やってる修羅で、自分ごとき凡人とは体も心も構造が違う鉄人であると思ってはなから自分と比較する気も起きないのだが、「銀の匙」最終巻のこれ見て「やっぱ次元が違うぜ百姓貴族」と思った。
風呂入りながら息子が「鬼舞辻無惨ってさぁ、今までに何人の人間を食べたのかなぁ?」と聞いてきたので 「お前、今までに食ったパンの枚数なんて覚えてないでしょ?」 という、古典を引用した教養あふれる小粋な回答をしておいた。
退職まであと2日なのに高齢の後任者が一向に引き継ぐ仕事を覚えないことにブチギレた嫁さんが「私がやってみせて、説明して、自分でやらせてもまだ覚えない」と怒るので「誉めなかったからじゃね?」と言ったら「五十六の部下は言ってもどうせ優秀な若者なんだよ!」と怒られたのが今日のハイライト。