天平勝宝八年五月十日 出雲國守從四位上大伴宿祢古慈斐。内堅淡海眞人三船。坐誹謗朝廷。无人臣之礼。禁於左右衛士府。 大伴古慈斐と淡海三船の朝廷誹謗事件。 朝廷を誹謗悪口し臣下としての礼を失したとして左右衛府に拘禁。 定期で挙げてるけどいまだにしっくりこない事件。

元明太上天皇の為に出家した笠麻呂、後の沙弥満誓です。 大宰府での梅花の宴にも参席した人物ということで原稿の中から俗世バージョンと出家バージョンを(画像縦長) 官人時代の功績もなかなかなので昔から結構な贔屓です。14年も美濃守を務めていて、そういえば美濃への興味はこの人からでした。

奈良博で今やってるかはずだった「よみがえる正倉院宝物」楽しみにしていたんだけど延期になって、行けるかどうかわからないけど開催されるといいですね( ;∀;)

ほんとにこの界隈ご無沙汰なので過去漫画ひとつ置いておく(長岡京本に収録)。 五百枝王は桓武天皇&早良親王の甥でウチでは早良大好きっこなので暴走しております。 種継暗殺事件連坐仲間の藤原雄依がとばっちり食ってる話。

記事引用の後半、新帝即位後年を改めずに改元することは「臣子の心、一年に二君あるにしのびず」として批判している。日本後紀のそういうところ好きですね。 安殿は早良の代わりに立太子された人なので思うところあるけどそれにも増して同情せずにいられない部分もある。