というわけで6月10日は時の記念日です! 近江神宮で漏刻祭が行われますね 毎年恒例となりましたが由来の方からのありがたいお言葉を貼っておきます。 (これを上回るものが描けなかったので再掲)
小野老は続日本紀では情報量の多いほうではありませんが学術文庫に「あをによしの歌を詠んだ万葉歌人」というような註が入ってるくらいこの歌の恩恵がすごいですね。 でも令和に絡んでやっと都で詠まれたものではないと理解されるようになったのかしら… この人物は本で描いたきりなので原稿から。
万葉そしてこの『懐風藻』に漢詩のある唯一の天皇です。執政者としてのテーマなんでしょうね、大友皇子と同じ「述懐」の詩があります。 絵は唯一ちゃんと描いた名所図会より。 (正に草壁と聖武の間の顔)
帰京する旅人に贈られた、旅人の着る高貴な色としての紫、渡来系の陽春が韓人がもたらした紫染めの技術、紫草の野がある九州を管轄する大宰府で詠まれているというめっちゃ気の利いた歌です。