天平度の遣唐使の発足です。 任命記事には出てない人も含めおおよそメンバーは以下の通り。 遣唐大使:多治比広成 副使:中臣名代 判官:平群広成・田口養年富・紀馬主・秦朝元 総勢594人 第一船・多治比広成 第二船・中臣名代 第三船・平群広成 第四船・田口養年富
天平の遣唐使は歴代の中でも帰途が屈指の波乱の展開で、順当に帰国したのは第一船のみ。どうやらこの第一船に吉備真備や玄昉が同船していたようなので真備持ってるなあ。紆余曲折あっても第二船(出発から三年後)と第三船(出発から六年後)はなんとか帰国できましたが第四船は消息不明。
真備と玄昉が第一船に同乗してたなら彼らが持ち帰った大量の将来物は一緒に乗せてたのか…それこそ過積載ではないのか…と気になっております。 (武具類は持ち出し不可なのでは…という話があったのでその辺りも色々気になる)