「手を繋ぎたかったならそう言えば良かっただろう、可愛いやつだな」 「……だって、映画館では繋いでくれたのに、今日は一度も……」 「恥ずかしがってたから人前では嫌なのかと思ったんだ……これで許してくれよ」 「!!」

「ライナー、やっぱりこの服は無理があるよ……!」 「男用のネタ衣装とは言え、細身のお前でもキツ……ブフォ!!」 「横幅は平気なんだけど、お尻と股間が食い込んで痛い……って鼻血!?大丈夫かライナー!?」 「(貸衣装屋グッジョブ……)」

「黒縁だとやっぱり地味かなあ……わっ!」 「どうだ、似合うか?」 「似合いすぎてまるで違和感がないよ……真っ赤なオープンカーとか乗り回してそうだ」 「イメージが古いな……そのうち免許取って、2人で海でも行きてえな」 「そうだね」

「折角の休みに、何でこんな修学旅行みてーな事してんだろうな」 「はは……ライナーから「今から遊びに来い」とだけ言われた時はびっくりしたけど、まぁたまにはいいんじゃないか?」 「あっあっ倒れる!守ってくれライナー!」 「いや反則だろ!」
